バイナリ―オプションの新規制とは?

2013年8月1日に新規制の施行がありました。以降、旧ルールでの新規参入は正式に禁止となり、新規制に対応していない既存のサービスについては、同年11月30日までが経過措置期限となり以降は、取引ルールの変更などが必須、というものです。規制の背景には、バイナリ―オプションが爆発的な人気を博して急速に普及したため、投資家保護の観点から業界として規制に動かざるを得ない状況になってしまったことがあります。規制の対象は国内バイナリ―オプション業者で海外業者は対象外です。規制の内容はまず1回あたりの取引時間が10分から2時間以上となりました。これは続けて取引をしたくても2時間以上待つことを意味します。

新規制で変わる国内業者の取引ルール

権利行使価格の確定を、注文受付終了時に確定タイミングとするものや、注文受付開始前に確定しなければならなくなりました。つまり今までは5分後の価格の上昇下降を予測する取引だったのですが、規制後は2時間後の上下を予測することになったのです。これは2時間に1回しか取引ができないことを意味します。

さらに途中での転売や購入が可能になりました。これは利益の確定や損切を取引時間終了前に行うことができるようになるということです。さらに口座開設して取引開始する前に外為オプションに関する知識をテストで問い、そのテストに合格しないと取引が開始できなくなりました。これは十分な知識のある投資家だけに取引を許可することで、投資家保護の観点で定められてはいるのですが、そのため、口座開設してすぐに取引が開始できるというわけではなくなってしまったのです。また、レンジ外と呼ばれる親の総取り禁止とか、売り買いの価格を表示する2WAYルール、高ペイアウト率の禁止など細かいものがいくつかあります。

国内業者への新規制の影響は?

以上が新規制の概要ですが、バイナリーオプションのアクティブなトレーダにとっては、使い勝手の悪い商品にならざるを得なくなり、多くの国内業者がバイナリーオプションの見直しや撤退を迫られました。逆にこの規制を受けない海外のバイナリーオプション業者の人気が高まる要因にもなったといえます。たとえば60セカンドのような超短期取引商品は、国内業者はこの規制の影響で提供することが不可能だからです。よって今まで通りのオプション取引を楽しみたい個人投資家は多くが海外業者のオプション取引を利用するようになっています。